電子保存の基本
電子保存をするためには次の3要件を満たす必要があります。
真正性の確保
見読性の確保
保存性の確保
また、医療情報を扱うアプリケーションの基本的な要件として、誰が、何時、どのような情報にアクセスしたかの記録が必要とされています。
上記のうちで問題になるのは「真正性の確保」です。カルテメーカーでは確定した部分のカルテをタイムスタンプ付きのpdfファイルに出力することで非改竄性を証明します。
電子カルテを起動する時に、ユーザー名とパスワードでアカウントを確認し、だれがどのカルテを参照したかやカルテに入力したかをログに記録します。
タイムスタンプはアマノビジネスソリューションズのサービスを利用します。
このため電子保存の設定を行う前にアマノビジネスソリューションズとタイムスタンプサービス利用の契約をする必要があります。
また、このサービスを利用する都合でサーバーは必ずWindowsのコンピュータでなければいけません。